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ニキビ

ニキビとは?

ニキビとは?ニキビは正式には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚の病気です。身近な症状のため、軽く考えられがちですが、適切な治療を行わないと炎症が長引き、ニキビ跡として残ってしまうことがあります。

また、思春期に多く見られますが、近年では大人のニキビも多くなっています。
思春期のニキビは、ホルモン変化による皮脂の過剰分泌が主な原因と考えられています。一方、大人のニキビはストレスやホルモンバランスの乱れ、乾燥、化粧品の影響など複数の要因が関係し、単純な皮脂対策だけでは改善しにくい傾向があります。

現在では、症状やタイプに応じたさまざまなニキビ治療が可能です。炎症を抑えるだけでなく、再発を防ぎ、ニキビができにくい肌環境を整えることが長期的な改善につながります。
当院では、お一人おひとりの状態に合わせた治療をご提案していますので、気になる症状があればお気軽にご相談ください。

ニキビの種類と症状チェック

ニキビは進行段階によって見た目や症状、治療方法が異なります。早い段階で適切に対処することで、悪化やニキビ跡の予防につながります。

白ニキビ(閉鎖面皰)

毛穴に皮脂や角質がたまり始めた初期段階のニキビです。白色〜乳白色の小さな盛り上がりとして現れ、炎症や痛みはほとんどありません。この段階で適切な治療を行うことで、悪化を防ぐことができます。

主な治療方法

保険治療
  • 薬剤治療
自費治療
  • Agnes アグネス
  • サリチル酸マクロゴールピーリング
  • トラネキサム酸イオンパック
  • VCイオン導入

黒ニキビ(面飽)

黒ニキビは、毛穴が開き、詰まった皮脂や角質が酸化して黒く見える状態です。炎症はまだ起きていないことが多いですが、毛穴の開きや黒ずみが目立ちやすく、美容面での悩みにつながります。この段階で毛穴環境を整えることが、炎症ニキビの予防に重要です。

主な治療方法

保険治療
  • 薬剤治療
自費治療
  • Agnes アグネス
  • サリチル酸マクロゴールピーリング
  • トラネキサム酸イオンパック
  • VCイオン導入

赤ニキビ(炎症性面疱)

赤ニキビは、毛穴内でアクネ菌が増殖し、炎症を起こした状態です。赤く腫れ、触れると軽い痛みを伴うことがあります。この段階から、炎症後の色素沈着やニキビ跡のリスクが高まります。炎症を早期に鎮めることが、跡を残さないための重要なポイントです。

主な治療方法

保険治療
  • Omnilux オムニラックス(赤外線)
  • 薬剤治療
自費治療
  • Agnes アグネス
  • サリチル酸マクロゴールピーリング
  • トラネキサム酸イオンパック
  • VCイオン導入
  • フォトRF

黄ニキビ(膿疱性面疱)

黄ニキビは炎症が進行し、内部に膿がたまった状態です。目立ちやすく、ジンジンとした違和感や痛みを伴うことがあります。炎症が深くなると、凹凸や色素沈着などのニキビ跡に移行する可能性が高くなります。速やかな炎症コントロールが重要です。

主な治療方法

保険治療
  • Omnilux オムニラックス(赤外線)
  • 薬剤治療
自費治療
  • Agnes アグネス
  • サリチル酸マクロゴールピーリング
  • トラネキサム酸イオンパック
  • VCイオン導入
  • フォトRF

紫ニキビ

紫ニキビは、炎症が皮膚の深部にまで及んだ重度の状態です。しこりや強い腫れを伴い、自然治癒が難しいケースもあります。ニキビ跡として残るリスクが高いため、医師による計画的な治療が必要です。

主な治療方法

保険治療
  • Omnilux オムニラックス(赤外線)
  • 薬剤治療
自費治療
  • Agnes アグネス
  • サリチル酸マクロゴールピーリング
  • トラネキサム酸イオンパック
  • VCイオン導入
  • フォトRF

ニキビ全般

繰り返すニキビや皮脂トラブルには、炎症治療と並行して肌環境の改善が重要です。日常ケアと医療的アプローチを組み合わせることで、再発しにくい肌づくりを目指します。

主な治療方法

自費治療
  • VCイオン導入
  • 内服薬(トランサミン、VC)
  • ハイドロキノン軟膏

赤みを帯びたニキビ跡

炎症後の赤みが残った状態で、血管拡張や軽度の炎症が関与しています。適切なケアにより徐々に改善が期待できます。

主な治療方法

保険治療
  • Omnilux(オムニラックス)
自費治療
  • サリチル酸マクロゴールピーリング
  • VCイオン導入
  • フォトRF

凹みのあるニキビ跡

炎症によって真皮組織が損傷し、皮膚が陥没した状態です。セルフケアでは改善が難しく、医療治療が必要になります。

主な治療方法

自費治療
  • サリチル酸マクロゴールピーリング
  • フォトRF
  • プラセンタイオン導入
  • トリニティのrfフラクショナル

ニキビ跡の炎症後のシミ

炎症後にメラニンが沈着し、シミのように見える状態です。時間とともに薄くなることもありますが、医療ケアで改善を早めることが可能です。

主な治療方法

自費治療
  • サリチル酸マクロゴールピーリング
  • フォトRF
  • VCイオン導入
  • ハイドロキノン軟膏
  • 内服薬(トランサミン、VC)

ニキビができる原因

過剰な皮脂分泌

過剰な皮脂分泌皮脂は本来、肌を保護する役割がありますが、分泌量が増えすぎると毛穴に皮脂がたまりやすくなり、ニキビの原因につながります。
皮脂分泌はホルモンの影響を受けやすく、成長期や生理前は特に増えやすい傾向があります。また、食生活の乱れや乾燥などの生活習慣も皮脂バランスに影響します。

毛穴の詰まり

毛穴の詰まり通常,肌はターンオーバーによって古い角質を自然に排出していますが、この周期が乱れると、角質が厚くなり、毛穴の出口を塞いでしまいます。そこに皮脂やメイク汚れが混ざることで角栓ができ、毛穴内部に皮脂がたまりやすくなり、炎症のきっかけになります。

アクネ菌の増殖

アクネ菌は常在菌ですが、皮脂が多く毛穴が詰まった環境では増殖しやすく、炎症を引き起こします。ターンオーバーの乱れや過剰な皮脂は増殖の要因となるため、毛穴環境を整えることが炎症予防につながります。

当院のニキビの治療方法

症状や肌状態に合わせて、保険診療と自費診療を組み合わせながら治療を行います。

保険診療(薬物療法)

外用薬(ディフェリンゲル、べピオゲル)

毛穴の詰まりや余分な角質を整えることでニキビの発生を抑え、炎症を軽減します。作用の仕方には違いがありますが、いずれも白ニキビの段階から炎症を伴う赤ニキビまで幅広く使用でき、現在のニキビ治療における中心的な選択肢の一つです。

使い始めてから2週間〜1か月ほどは、ヒリつき・赤み・乾燥・皮むけなどの刺激症状が出ることがあります。多くの場合、継続することで余分な角質が整い、肌が慣れるにつれて落ち着いていきます。外用前にしっかり保湿を行うことで、刺激を和らげやすくなります。
まれに肌に合わず強い症状が出ることもあるため、違和感が続く場合は無理に使用を続けず、医師へ相談してください。

抗菌外用薬

炎症が強く赤く腫れたニキビや、膿を伴う悪化した状態には、抗菌作用のある外用薬を使用します。細菌の増殖を抑えることで炎症の鎮静を図り、症状の進行を防ぎます。
必要に応じて、外用薬と併用することもあります。また、抗菌剤とべピオゲルの成分がひとつになった外用薬を選択する場合もあり、症状に合わせて使い分けます。

内服薬

症状や肌状態に応じて、ビタミン剤・抗菌薬・漢方薬などの内服治療を行います。薬の種類によって作用は異なりますが、継続して服用することで皮脂分泌の調整や炎症の抑制を図り、ニキビやニキビ跡の改善が期待できます。

自費診療

ニキビ治療はまず保険診療を基本としますが、標準治療だけでは改善が十分でない場合や、ニキビ跡までしっかりケアしたい場合には、自費診療という選択肢があります。ケミカルピーリングや光・熱を用いた治療、各種レーザー治療などにより、肌状態に合わせたより積極的なアプローチが可能です。

ご希望や症状に応じて、自費治療の内容をご案内しています。また、ご自宅でのケアをサポートするため、ピーリング石けんやビタミンC配合ローションなどのスキンケア用品もご用意しています。

ニキビの正しいセルフケア

ニキビの正しいセルフケアニキビは日々のセルフケアによって悪化を防ぎ、治りやすい肌環境を整えることができます。一方で、よかれと思って行っているケアが、かえって炎症を長引かせることもあります。ここでは、避けたい習慣と取り入れたい正しいセルフケアを分かりやすくご紹介します。

ニキビのための正しいセルフケア

適切な洗顔と保湿

洗顔料はしっかり泡立て、泡で包み込むように洗います。ぬるま湯を使い、洗顔は1日2回を目安にしましょう。洗顔後は保湿を行い、肌のバリア機能を保つことが大切です。

刺激を与えない

基本は「触らない・潰さない」ことです。洗顔やタオルで水分を拭き取る際も、こすらずやさしく押さえるようにして、患部への刺激を最小限に抑えます。

メイクは肌への負担を減らす

可能であればメイクは控えめにし、必要な場合は低刺激の製品を選びます。帰宅後は早めにクレンジングを行い、メイク時間を短くすることで毛穴への負担を軽減できます。

ニキビの悪化を招きやすいセルフケア

ニキビを触る・潰す習慣

ニキビを指で触ったり潰したりすると、雑菌が入り込み炎症が悪化しやすくなります。さらに、色素沈着や凹みなどのニキビ跡が残る原因にもなるため注意が必要です。

洗いすぎによる乾燥

過度な洗顔は肌のバリア機能を弱め、乾燥を引き起こします。その結果、皮脂バランスが乱れ、ニキビがかえって治りにくくなることがあります。

ニキビ治療の費用

メニュー 費用(税込)
サリチル酸マクロゴールピーリング 1回 11,000円
5回セット 49,500円
フォトRF 1回 16,500円
5回セット 71,500円
VC5・APSローション
(ビタミンC誘導体高濃度配合)
1本 5,500円
ビタミンCイオン導入 1回 2,200円

※自宅でのケアに、ピーリングソープやVC5・APSローション(ビタミンC誘導体高濃度配合)の使用をお勧めします 。

ニキビのよくある質問

難治性の頑固なニキビは、どのような対処をして頂けるのでしょうか?

最初に抗生物質、漢方薬、塗り薬などで様子を見て、その後特別なスキンケアの指導もいたします。自費診療になりますが、ピーリングやレーザー等外科的な治療も行なうことも可能です。

ニキビは自然に治りますか?

ごく軽いニキビであれば自然に落ち着くこともありますが、炎症が進むと治りにくくなり、跡が残ることがあります。悪化を防ぐためにも、早めの適切なケアや治療が大切です。

大人ニキビはなぜ繰り返しますか?

ホルモンバランスの乱れ、ストレス、乾燥、生活習慣など複数の要因が重なり、肌環境が不安定になることで再発しやすくなります。原因に合わせた継続的なケアが重要です。

ニキビは市販薬だけで治せますか?

軽症であれば市販薬で改善することもありますが、繰り返す場合や炎症が強い場合は、医療機関での治療の方が効果的なことがあります。

ニキビは病院を受診する目安は?

赤みや痛みがある、何度も繰り返す、跡が気になるといった場合は、早めに受診することで悪化や色素沈着を防ぎやすくなります。

ニキビができやすい人の特徴とは?

皮脂が多い体質に加え、睡眠不足や偏った食生活、ストレスの蓄積、顔を頻繁に触る習慣などがある人は、毛穴が詰まりやすく、ニキビができやすい傾向があります。これらの生活習慣や癖が重なることで、肌環境が乱れやすくなることが一因と考えられます。